北斗の拳 Wiki
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プロフィール
ヒョウ
Hyoh (manga)
流派: 北斗宗家
伝承拳: 北斗琉拳
性別: 男性
出身地: 修羅の国
配偶者: サヤカ
家族: ケンシロウ
愛称: 第二の羅将
声優: 小川真司
  

ヒョウは、漫画『北斗の拳』に登場する、架空の人物。

声の出演[]

  • 小川真司

概要[]

修羅の国・第二の羅将。北斗琉拳の伝承者。ケンシロウの実兄。北斗宗家の嫡男。

北斗宗家の嫡男ではあるがその血は薄く、弟ケンシロウに比べて力量では劣る存在。又、ケンシロウと同じく優しい心の持ち主だが、その優しさはジュウケイから見て拳の弱さに繋がる危険性もあった為、ジュウケイによって北斗宗家に関する記憶を封じられてしまい、額にX字の傷を残す(実はジュウケイの記憶封印は不完全で、完全に封じたのはカイオウ)。

人物[]

記憶を失いながらもカイオウには無い優しさがあり、同門である第三の羅将ハンの遺体が川から流れ着いた際に部下たちに彼を讃えさせ、弔うなどの場面もあった。部下の中には「ヒョウこそ修羅の国の救世主だ」と信じる者もいた。(しかしその一方、ジュウケイを殺してしまったり、ケンシロウを救うためシャチが自身の片目を犠牲にする瞬間を見届けるような一面もある。)しかし、カイオウがヒョウの婚約者であるサヤカを手に掛けて「ケンシロウに殺された」と欺いた為に、ケンシロウを敵(かたき)として激しく憎悪し魔界へと堕ちてゆく。

魔界に堕ちた後[]

自ら決別を告げた部下のナガト達を殺し、ナガトの一族の住む村を焼き払った後、水没していた羅聖殿を、支配地の民を酷使し、川の水をせき止めさせて地上に出す。そして、羅聖殿にて黒夜叉と戦って退けた後ケンシロウと対決し、カイオウとの戦いを経たケンシロウに、早々と北斗琉拳(魔闘気)の原理を見破られるが、北斗宗家の血に目覚めて、伝承されていた「宗家の拳」により逆襲に転じた。最後の一撃を放とうとした所で、シャチに胸を貫かれる形で止められた(実は宗家の血に目覚めた際に記憶と正気を取り戻していたが、それと同時に自らの犯した罪を悟り、ケンシロウの手で倒される覚悟をしていた)。

改心[]

ヒョウに止めをさしたお詫びとしてシャチが切腹しようとするも、それを止め不意討ち攻撃も全く咎めなかった。サヤカの真相を知った際はカイオウに踊らされていたと自分のことを呆れつつ、ケンシロウとの再会を涙ながら喜んだ。 これ以降のヒョウは満身創痍の体になったもののまだまだその戦闘力は健在であり、血を吐きつつも普通に戦うことが出来る。

羅聖殿から出たのち、ケンシロウの為に封印されていた宗家の秘拳のありかを教えたり、兄弟での会話をしたりした。シャチの危機を聞いたケンシロウと別れたあと、ゼブラからカイオウがリンの死環白をついたことを聞いたのち、ヌメリのもとから間一髪で取り戻す。また、二人が相打ちとならなかったと聞いて怒れるカイオウが差し向けた直属の修羅陸戦部隊を、重傷ながら黒夜叉と共に撃退する強さを見せた。

恋人・サヤカを殺されたにもかかわらず、最後までカイオウを実の兄のように慕い、カイオウが歪んだのは弱かった自分の責任だと責め続け、その事を詫びたいとカイオウの元へと歩み寄る。最期はその思いに打たれて涙を流したカイオウの胸で事切れ、その亡骸はカイオウと共に溶岩の中に埋まった。

ギャラリー[]

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